施工実績

集合住宅・一般住宅

フラワーマンション楠並木通

【設計要旨】

本建物は、県庁楠並木通り近くに建設され、市の中心部に立地するという利便性の良さが特徴になっている。

限られた敷地にいかにより多くの住戸数を確保するかがマンション設計の命題であるが、ここでは、１階をピロティとし必要駐車台数を最大限確保することから始めた。車の駐車に効率良い柱スパン割りを考え、住戸はスパンを9ｍと8.1ｍの２種類とし、４戸連で構成した。

住戸内は、キッチンが南側バルコニーに面して配置されているのが一番の特徴と言える。勝手口ドアから生ゴミをバルコニーにすぐ出せる等、主婦の動線にも配慮したものとなっている。
床フローリングの色をワインレッド系にしたり、黒障子にする等、色彩計画も個性的でグレード感のあるものとした。

外観はタイル張りとしている。最上階のセットバックした屋根は勾配をとり意匠的なアクセントになっている。