施工実績

商業施設

全労済宮崎県本部会館

【設計要旨】

本計画は、既存施設が老朽化したうえ手狭になったために全面建替ることとして計画された。
１期工事で、既存施設の西側の駐車場部分に新会館を建設し、引越しの後、２期工事として既存会館の解体と跡地の駐車場整備を行う。内部は各階に関連団体が入っており、全労済本部が入る1，2階ホールには吹抜けを設け、組合員の交流の場となる「ぐりんぼう」を設置することになっている。
構造はオフィス部分のスパンが10.5ｍと大きいため、鉄骨造とした。但し、柱はSRCにして建物の剛性や耐震性の強化を図っている。外壁は全面厚120㎜ALC版を張り、その上に仕上材を張った。
外観は1，2階を石張りとし、3～5階はアルミパネルとした。
1,2階を重厚な石で、上階を軽快なパネルで仕上ることで、会館としての重厚さとオフィスビルとしてのインテリジェンス性を表現している。