【設計要旨】
本計画は、塚原団地の老朽化に伴う建替計画である。施主の要望として、一般的な公営住宅とすること、ローコストの設計を心掛けること、1階中央部を通り抜けられるよう計画すること、2Kを中心とした間取りとすること、各住戸コンパクトにまとめることであった。3DK 9戸、2K 29戸の全38戸である。高齢者の対策として、エレベーターの設置、手摺の設置、広めの共用廊下を設けている。又住宅性能評価も受けており、それらの基準も満足している建物である。
外観は第1種低層住居専用地域の為10mを超えて計画できないので、陸屋根としている。色彩は薄いブラウン系ーの2色を基調とし、落ち着いた色彩としている。周辺には住宅が多く、景観的にも違和感ない建物となっている。
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