【設計要旨】
幕末の儒学者安井息軒の肖像画、遺言状、日記等を中心とした展示スペースと埋蔵文化財センターとを併設するきよたけ歴史館に併設された四畳半の草庵風茶室。敷地入り口のくぐり門から芝生張りの庭へ入ると茶室までの道のりは飛び石を配した路地となっており、途中の腰掛け待合いからつくばい、躙り口、室内の細部に至るまで、わび茶の世界に忠実な計画となっている。本格的な茶会から大学の茶道部まで広く茶の湯に触れることが出来る施設である。
施工実績アーカイブ
© 株式会社 宮崎設計 All Rights Reserved.