【設計要旨】
本計画は、老朽化した姥ヶ迫住宅の建替計画である。。施主の要望として、低層(2階)を3棟計画する、ローコストの設計を心掛けること、多様な住戸を計画する、現在のレベルより700㎜ほど建物周囲のみ嵩上げする、周辺住宅への将来の接道も考慮することであった。A棟は3DK 6戸、2DK 2戸、2K 2戸の全10戸である。B棟は2DK 12戸の全12戸である。C棟は3DK 2戸 2DK 4戸、2K 8戸の全14戸である。A棟の1階には車椅子対応の住戸を2戸設けている。又高齢者の対策として、手摺の設置、広めの共用廊下を設けている。又住宅性能評価も受けており、それらの基準も満足している建物である。
外観は住宅を思わせる、勾配屋根とし、落ち着いた、やさしさのあるものとしている。色彩は薄いアイボリーの2色を基調とし、周囲に馴染んだ落ち着いた色彩としている。周辺には低層の住宅が多く、景観的にも、高さ的にも違和感ない建物となっている。
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