施工実績

西部地区農村環境改善センター

設計期間:
平成16年1月~平成16年11月
施工期間:
平成17年4月~平成19年3月
用途:
集会施設
構造:
鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
敷地面積:
4,677.50m2
建築面積:
2,000.12m2
延べ面積:
2,382.29m2
階数:
2階建て

【設計要旨】

本計画は既存市営集会施設のリニュアルであり、1期工事で既存多目的ホールを解体建替えし、2期工事で既存管理棟を耐震補強の上改修し、その横に交流施設を新築併設する、というものである。 多目的ホールはバレーコート2面を持つ広さで、500席のパイプ椅子が配置できる広さとなっており、収納ステージも設置している。2階には多目的スペースも設けた。床は体育館仕様のフローリング、壁は杉板としな合板張りで木目のやさしい仕上げとしている。 2期工事の交流施設には吹抜けの交流ホールを設け、浴室や和室の集会室、及び学習室を整備した。改修する管理棟には管理事務室、児童図書室、調理実習室、会議室を設置している。管理棟と交流施設はエキスパンでつなぎ、外観的には一体の建物となっている。 多目的ホールにつながる渡り廊下部分に多目的ホール専用の玄関を設けているが、その外部ポーチ部分に吹抜けの高いトラスキャノピー屋根を架けて、アプ ローチプラザと称する屋外交流スペースを広く確保した。 キューピクル、受水槽、ガスバルク、発電機等の設備機器は設備エリアに1ヶ所にまとめ、メンテしやすいよう配慮した。 外観はタイル張りとし、交流ホールの吹抜け部分はカーテンウォールとすることで、全体として落ち着いた明るい施設に生まれ変わった。


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